• 【熊本市議会】子連れの出席禁止 規則改正し明文化

    2018年03月13日

    【熊本市議会】子連れの出席禁止 規則改正し明文化


    賛否両論渦巻いたこの問題、子連れNGで一旦の決着となりました。問題発生当時、賛成派と反対派両方の目線からまとめられた記事がこちらです。

    わたしの考えとしては、「目指そうとしているところはよかった、でもやり方が良くなかった」といったところでしょうか。

    *なぜ「目指そうとしているところはよかった」のか

    「議員の特権をこれ以上…」みたいな街の声もありましたが、子育て世代・女性という議会における「レアキャラ」を増やしていくことはとても重要だと考えます。なぜなら子育て中のお母さんの声が旧態依然の議会には全く届かないから。住民の代弁者である議員の構成は、より多様性を持たせるべきだと考えます。

    *なぜ「やり方が良くなかった」のか

    緒方市議、きっと全子育て中のお母さんの代表として、思い切って行動に出たのでしょう。1年かけて議会事務局と交渉した上での「実力行使」のようです。

    しかしまさかのお母さんたちからのバッシング。皆さんもっと苦しい状況に置かれているんですもんね。自分たちより恵まれているはずの議会が特別扱いされるのが気に食わないという気持ち、よくわかります。そう、結局気持ちの部分に配慮できていなかったんです。

    いったいどうやったらそこをクリアできたのでしょうか。

    *住民への寄り添い方

    議員がどう思われているか、まず正しく認識すること。その認識を元に行動を進めていくことがどうやら大切なようです。

    *どうやって説得していくか

    今回の場合、主張すべきポイントは「自分が今困っているからどうにかしろ!」ということではないはず。「子育て世代でも参加しやすい議会を作りましょう」「そのために空いている会議室を借りれないでしょうか」「そこに自分でシッターを雇うので、面倒見させてください」などの話す順序があってしかるべき。

    こどもを連れてくることの一択。それが通らないから実力行使となると、交渉の相手も観客も引いてしまい正しく議論を進めることができなくなってしまいます。まわりからしたらテロのような強硬パターンだと受け取られたのではないかとも思いますし。

    つらつらと書きましたが、とにかく今回は「子育て世代の議会進出策」としては失敗におわったように感じます(緒方議員のたちばとしては)。本当に残念ですが、このさきのリカバリーに期待したいところです。

    そして熊本市議会としては…充分な議論を行わず、先進的な地方議会になるチャンスを失った。こっちのダメージの方が大きかったということを添えておきます。

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